女性の社会進出が望まれている今、どの企業でも女性社員の割合が増え、重要な役割を担っていることと思います。

いわゆる働き盛りの女性は、会社の忙しさだけでなく、家に帰ると家族の世話に追われ、自分の心身の変化と不調に戸惑いや不安を感じているものの、「更年期だから」という一言で片づけてしまうことで、本来のパフォーマンスが十分に発揮できていないのが実態です。

男女共同参画局による統計でも40代から50代の女性の就業率は他の年代に比べると低くなっています。こどものことや親の介護という問題だけでなく、更年期の症状に悩み、仕事から離れている人も少なくはないのです。

このような社会にとって危機的状態を危惧し、国も動き出しています。

2022年2月の衆院予算委員会では岸田首相が「女性の健康を生涯にわたり包括的に支援していくことは重要な課題だ」と述べています。

また、4月の自民党内の委員会でも40代から50代女性の相次ぐ離職を受け、「莫大な社会的経済的損失を回避する」として、「新たな健康ハイリスク層と捉えて包括的に支援する制度を整備すべき」と議論されています。

国の政策が整うまで指をくわえて何もせず待っていますか?

その間にも御社の大事な人材は失われていきます。いち早く動き出し、社会的経済的な損失を回避する担い手となりませんか?

では、何から始めましょう?

重要な役割を担う更年期を伴う女性社員が活き活きと働く環境をつくる、そのことが会社にとっても活力を生み、後輩女性社員の働くモチベーションにもつながっていくのではないでしょうか?

心身の変化の戸惑いや不安を話す場を提供し、

その人に合った健康状態を維持するお手伝いをする、

そのような更年期女性社員が抱える女性特有の課題をセミナーやカウンセリングを通して、更年期をみんなで理解すれば、お互いをいたわりあい、コミュニケーションも広がり、更に業績アップにもつながります。

まずは御社で更年期に向き合う方の対策を始めてみませんか?